「ワードプレスのバックアップが必要なのは知ってるけど、どうやってバックアップしていいのか分からない」
「バックアップはしてるけど、どうやって復元するのか分からない」
こういう質問を受けることがたくさんあります。
トラブルの時にあわてないように、間単に基礎知識を書きます。
バックアップする前に必要な基礎知識
ワードプレスのバックアップを簡単にしてくれるプラグインが「BackWPUp」です。
では、BackWPUpは何をバックアップしてくれるのか?
バックアップしているものは大きく分けて2つあります。
- ファイル:写真・画像データ、テーマ、プラグインなど
- データベース:記事などの文字情報やワードプレスの設定情報
ファイルには何が含まれるのか
ファイル(FILE)と呼ばれるものは
- WordPressを構成してる各種ファイル
- 写真などの画像データ
- テーマ(テンプレート)
- 追加したプラグイン
ここの中で容量が大きいファイルは「画像・写真・動画」ファイルです。
ブログで写真をたくさん使ってる場合は、バックアップ作業してるだけでサーバーに負荷がかかります。
データベースには何が入っているのか
データベース(DataBase)は簡単にいうと「文字情報の倉庫」です。
ポイントは、ワードプレスをインストールしたサーバーとは別に存在していることです。
また、テータベースの復元は「phpMyAdmin(ピーエイチピーマイアドミン)」というソフト使います(レンタルサーバーに用意されてます)。
ちなみに、FTPソフトでサーバーの中を見てもデータベースは存在しません。
バックアップは別々にしたほうがいい
プラグイン「BackWPUp」の最初の設定「一般」のところで、ファイルとデータベースを分けてバックアップするほうがベストということです。
その理由は、写真や画像データは比較的大きいので、バックアップ作業自体がサーバーに負担を掛けてしまうからです。
毎日ではなく、週に1回・深夜にスケジュールしましょう。
ファイルに比べるとデータベースのデータは比較的軽いので、頻繁に更新するなら毎日バックアップしても大丈夫です。
実際の設定
- データベースのバックアップ
- ファイルのバックアップ
- インストール済みのプラグイン
この3つをバックアップしておけば、バックアップを取った時点の状態に戻すことは可能となります。
まとめ
バックアップするデータは大きく分けて2つある
- ファイル:画像・テーマ(テンプレート)・プラグインなど
- データベース:投稿記事などの文字情報・ワードプレスの設定情報
ファイルデータは写真・画像を含むので比較的大きくなる。
だから、データベースのバックアップとは別にスケジュールしたほうがベスト。
データベースはサーバーとは別に存在している別システムなので、テータベースの復元は「phpMyAdmin(ピーエイチピーマイアドミン)」を使う。
重要なことは、ファイルとデータベースは別物ということと、データベースは「phpMyAdmin」を使って復元することです。